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住所(置き場)をきっちり決めて、きちんと戻す。今日、ふと思いました。私、花を飾っている!確か2カ月前、花が似合う部屋に、と書いたような・・・。それで、何が一番部屋を美しいままにしてくれているんだろうって考えました。これだったんだんです。たったそれだけのことで部屋がすっきりです。
今までと決定的に違うこと
あちこちの整理整頓に時間をかけたのは事実です。今までになく、細かいところまで手を入れました。それはどういうところまでかというと、中身をきちんと分類するところまでです。
本を本棚に入れる、これは今までもやったこと。今回は、本棚の中身を分類して置き直すところまでやったのです。それで何が変わったか?
例えば、本なら、本一冊一冊の置き場(住所)が明確になったのです。時間が経って、これがどれだけ差を生むのかはっきりとわかりました。
住所決めは適当であってはいけません。最初は番地まで決めておく
番地ってどういうこと?例えば、住所ではこう表示します。
〇〇県 〇〇市 大字〇〇 字〇〇 〇〇番地
〇〇部屋 〇〇本棚 〇〇段目 〇〇のコーナー 2番目
このように置き換えてみると、わかりやすいでしょう。
これを本だけでなく、すべてのモノに行います。忘れがちな場合は、引き出しに書き出して貼っておくのもOKです。かわいくシンプルに書けるならそれもアリです。美的な面からちょっと・・・な人は、住所が決まると不思議と覚えているものなので、心配することはないです。
「まあ、いいか、よくわからないから、この辺で。」というアバウトコーナーを作るのはにダメ。用途別に判断して、かならず一定の住所を決めてあげます。
これをしだすと何があるのか(つまり在庫ですが)把握できなくなって、二重三重に同じようなものを買ってしまうことに。すると、モノが増えてまた見えなくなる・・・。だから探せない・・・。ないと思ってまた買う・・・。悪循環です。
実は大掃除をしなくても大丈夫!?
時間があったので、大掃除からスタートしましたが、この住所作戦、最初に大掃除をしなくても、きちんと住所決めが成功すれば、いつかはきれいになる方法です。
今回の経験でよくわかりました。それは、大掃除後、きれいな部屋をキープし続けたのですが、正確に言うと、その後も徐々に徐々にきれいになっていったからです。
理由はとても簡単。モノを出したら、使ったら、決めた住所に戻したからです。その過程で、もともと住所不定だったものやあいまいなものをきちんと住所に戻しました。今日からはここが住所だよって。そうしたら、仲間同士どんどんくっついて。すると、一つの住所に同じものはいくつもいらないですから捨ててまた精選されていく。
それで、気付きました。「なあーんだ。持っているモノすべての住所を決めたら、時間がたてば自然に整理整頓できてしまうんだ。」
住所の密度が高い場合は捨てる覚悟を。今以上に収納を工夫したり増やしたりはしない。
でも、一つだけやらなければならないこともあります。それは、スペースに入りきらない場合は、覚悟して捨てること。そのために、スペースを広げることはしない。
例えば、先ほどの本棚。ギューギュー詰めで、もう戻すところがない場合、今まではどうしていたか?
棚と棚の少し開いている部分に無理やり押し込んだり、結局関連のない棚に適当に置いたり。それで結局行方不明になって、再度買う。ん~なんて無駄なことを・・・。
私の場合は、スペースがないなら「捨てる」!これを守りました。むしろ、収納箇所を減らしました。本棚を減らしたり、棚を減らしたり。今、そうやって減らしたところは、ただの空間。余計なものがないので、動きやすくなりました。
モノが多い場合、工夫して何とか収納するという方法もあります。でも、自分がすべてのモノを把握し、すっきりと暮らしたいなら、アイディアグッズとか100均とかで余計なものをわないようにしなければなりません。
すっきり収納のために買ったはずなのに、説明書がない状態で後で見たら、何かわからない・・・。よくあります。
空きスペースに収納を増やす、という誘惑
机の下のスペース、棚の上、冷蔵庫の上、冷蔵庫の横。隙間スペースはいっぱいあります。そういう空間、もったいないって思ってしまいますか?
特に、部屋からモノがなくなっていくと空間ができてきて、そこに何か置けるのではないかとついホームセンターに足を向けてしまいがちです。店に行くと、便利そうなものがいっぱい。
つい、収納庫を買ってしまった、カートを買ってしまった、キャスターを買ってしまった、ミニ冷凍庫を買ってしまった・・・などなど。
そこは我慢!
新しいものを買おうと思ったら、ちょっと待って!置く場所ありますか?
今までに家の中にあったものの買い替えなら、入れ替えるだけです。でも、今までなかったものを買うときは、置き場所を考えてから買いましょう。これは、とても大切です。置き場所がないのに買ってしまうから、モノがあふれる。
私はまず、スペースがあるのかを頭の中で、よーく考えるようになりました。ない場合は、別の何かを捨てる覚悟が必要です。これ便利そう、とか、かわいいとか思わずしてしまう衝動買い。でも、それを置く場所はある?他の物を捨てる覚悟は?と考えた段階で、買うのをやめることができるようになりました。
「住所作戦」まとめ
1.家の中で、置き場所(住所)をきちんと決める。爪切り、化粧品といった小物まで丁寧に決める。「よくわからないもの」も用途で考えて、必ず決める。
2.モノの住所は、番地までは必要ないが、分類がわかるところまで決め、戻す場所を変えない。
3.同じものがいくつもある場合は、最低限を残して処分する。
4.収納の工夫に走って、モノを増やさない。何もない空間は美しい!
たまたま家のバラの花が開いて、母がもう持たないからと切ってくれました。2輪。ちょうど、花瓶があったので水を張り浮かべました。うん、いい感じ。空間がスッキリすると花に目を向ける余裕が出てきます。