転職という選択 プロ家庭教師として。田舎ならではの需要

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正社員であっても副業について随分と緩くなっているご時世ですが、そもそも正社員ではないプロ講師。給与面から考えても仕事の掛け持ちは当たり前です。ただ、複数の塾で働くのはタブーとされています。それでは、教育スキルをどう生かしていくのか。あります。プロ家庭教師の道が。

時間給の講師でも、複数塾での兼業は禁止

正社員とか常勤とか、そういった形で働くことが少ないプロ講師。時給は他のアルバイトに比べれば破格です。けれども、長時間は契約できません。

塾だけではありません。大学にも大勢の非常勤講師が働いていますが、あの大学院を卒業した講師の時給もいわゆるプロ講師と同じくらい。持ちゴマも限られています。

こうしたことから、それなりに稼ぐけど、十分ではない。さらに自由な時間がいっぱいある。ということで、仕事の掛け持ちは当たり前です。ただ、複数の塾で働くのはタブー。

兼業について勤務先に確認

兼業については最初に確認しました。「規定としてはないですが、民間教育機関では働かないようお願いしています。」という返事。競業にあたりますから。自由にしたら、いくら正社員でなくてもいろいろと知る機会はあるわけで、情報の持ち出し、企業秘密の流出とか問題が出てきそうです。

さらに、夏期講習などの長期休業中の講習がかぶりますので、現実的にも難しいでしょう。

だからプロ家庭教師を考えた

民間教育機関・・・??

「家庭教師は大丈夫ですか?」と私。

「いいですよ。ただ、引き抜きは禁止です。すでにここで学習している生徒に対して家庭教師をすることはできません。」

当たり前ですね。

プロ家庭教師は兼業の方がほとんどだそうです。家庭教師の派遣会社の方が教えてくれました。

「普通に正社員として働いていて、夜だけとか土日だけとか大勢いらっしゃいますよ。」

「なぜそこまでして働いているのですか?お金が必要なんですか?」とまた質問。

「お金も理由でしょうけど・・・教えることが好きなんじゃないかなあ・・・。こういうことをやりたいんだと思いますよ。」

納得。残業があまりない会社で、兼業もOKの会社で、もし正社員として働いていたら、私もやってみたかったかも・・・。それでお小遣いができるなんて、ステキです。

家庭教師の派遣会社は、複数登録もOK

家庭教師は、多くの場合登録制を取っています。複数の派遣会社に登録する人もいます。これは問題はありません。登録しても、紹介できるとは限りませんから。

「塾講師と家庭教師の兼業は可能ですか?」との質問に、「大丈夫ですよ。大勢していらっしゃいますよ。」とあっさり。

ネットで調べると塾によっては禁止しているところもあるので、大丈夫とは言い切れません。要は、契約次第です。(法的根拠というより、その塾との契約がどうなっているかですから、もしバレたら、塾を辞めることになるでしょう。)

田舎でも需要があるプロ家庭教師

さて、その家庭教師。思った以上に需要があります。

それなりに、紹介も受けます。田舎だから「ない」のではなく田舎だから「ある」。塾から遠いとか、電車がないとかで自力で塾に通えない人が申し込んでくると言います。ですから、自分で車を運転できる社会人家庭教師は重宝されるのです。田舎とは言え、学生で、車を持っている人は限られていますから。

親として考えた「家庭教師」

家庭教師の授業料は費用対効果を考えた時、決して高くはないのではないか?

個別指導塾とどちらがいいか?

今は大きな組織に頼めば、大勢の家庭教師の中から、ピンポイントで希望にかなう先生を探してくれます。苦手な教科があれば、その1教科だけ見てくれる先生を探してもらえばいいのです。

決まった時間に先生が来てくれるので、移動時間も必要ありません。時間も、希望を聞いてもらえます。1対1です。勉強方法も教えてくれます。とても贅沢なことだと思います。

ただし、先生次第というところで、やはり躊躇してしまうのでしょうね。

今後の見通しは、ん~どうでしょう

教えている生徒の兄弟姉妹から追加の依頼があるなど、少しずつ生徒数が増えています。すでに、お断りせざるを得なかった件もあります。

夏休み中どうなる?

今、夏休み中に、夏期講習と家庭教師をどう組み合わせるか、時間的に可能かどうか不安です。

夏期講習中は、文字通り朝から晩まで小学生4年生から中学3年生まで、様々なコースを設けています。すでに、時間割が発表になっています。家庭教師をしていることは伝えてあるので、夏期講習期間中は、間を抜ける形で組んでもらいました。そうしなければ、期間中、家庭教師としての活動ができなくなってしまうからです。

最初、夏期講習のスケジュールを知った時は、かなり青くなりました。朝から晩まで「国語」の授業が散在している・・・。どうしよう・・・。事情を言って、時間を限定してもらいました。

収入は・・・

気が付けば、収入については、勤務先でもコマ数が増え、家庭教師も仕事が増え、という状態なので、もしかしたら今後は以前ほどでなくてもそれなりの額になってくるような予感がしています。とは言え、そうすると仕事で拘束される時間が長くなるので、ブログどうしよう・・・という悩みも。

睡眠時間は確保したい。

最近、書くことに慣れてきて楽しくなりすぎ、結果として睡眠時間を削る毎日。まずい・・

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