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(※2017-06-20更新 この記事は6分で読めます。)
40代50代の転職活動はどうやりますか?正社員にこだわりますか?パート社員にしますか?子どもの教育、親の介護、いろいろなことが重なる年代です。仕事選びにも生き方が出ます。私は常勤の仕事から転職することにしました。転職までの経緯をお話します。さて、「リクナビ」「マイナビ」を使って活動開始!
アラフィフの転職活動、私の場合。
さて、私 さらのことをお話します。
常勤の仕事の契約が3月で切れるので、転職を決意。
再契約?
しませんでした。話はいくつかもらいましたが、転勤する必要があるなど、ちょっと遠方すぎて、今の生活を続けようとしている私に無理。ここが若者とは異なることです。育児は終えても今度は老親(要介護)を見ないと・・・。
はあ~。ですね。やりたい仕事のためならどこへでも。本当はそうしたい!でも、アラフィフ。抱えているものがあって、今は動けません。
もっとも、失業は今回が初めてではありません。専業主婦時代10年間はもちろん仕事をしていませんが、ここ15年くらいの間にも、ちょっとだけ仕事を中断したことがありました。その時は、焦りもしなかった・・・。
不思議ですね。教育関係って結構待っていれば仕事は来るんですよ。でも、今回は待たない!
攻めの姿勢です。アラフィフですが。
理由は2つ!!
- 子どもの教育費がかかる。
- 別の働き方でも自分の足で立っていられるか確認したい。
「別の働き方」を探して
今まで1年ごとに契約更新してきました。再契約できない日が来ることは予想できました。
時代が変わりつつあります。正規雇用の人は60歳で退職しても再雇用という形で65歳まで働けるようになりました。
これで何が起こったか?60歳を過ぎた再雇用された人たちが、非正規の人たちがやってきた仕事の枠に入ってきました。仕事の大枠は変化ないので、そうなりますよね。
再雇用の人の希望が優先されるので、条件がどんどん悪くなります。非正規の人たちに残されるのは・・・。そうです、まさに残り。
そういう時代の変化の中で、「私の能力を使って別の働き方があるのでは?」という思いが強くなっていきました。自分の足で立つということは、しがみつくことだけではないのだ、と。
きっかけを求めていたような気もします。でも、そこに仕事があって、しかも、やりたい仕事を任せてもらえてて、となると・・・。
それでも、積み重なっていく、どうしようもない違和感。契約社員の方って
、この感じわかってもらえますか?
ですから、希望する条件では来年度の契約は難しいと伝えられたときも、その時だけはショックを受けたものの、「とうとう来た」という思いと、「これは転機ではないか?」という思い。ピンチはチャンス!ですから。
今までの私だったら言っています。「では、仕事が来るまで待ちます。」
今回は違います。頭の切り替えは早かった!即、転職活動にGOです。
昔の転職活動と違う!そうだ30年も経っている
転職活動の経験は、随分昔にあります。四捨五入すると30年も前になってしまう・・・。
その頃は、自分のことにだけ責任を持って生きていたら、それでよかったんです。やりたい仕事に向かって動いているという充実感もあったし、自分で人生を作っているという楽しさもありました。転職活動することに、別に罪悪案を感じることもなく、本当にお気楽に余裕を持って取り組めたのです。
新聞には求人広告がい~っぱい出ていましたし。お給料も良かった。転職に失敗する可能性なんて考えていませんでした。キャリアもないのに、なぜあんなに強気だったんでしょう?
若さだけで良かったんですね。あとやる気と。
実際、すぐ決まりました。それから出産まで続いたその仕事はとても・・・
とても、なんでしょう・・・バブル期だったかはじける頃だったか・・・とにかく活気に満ちていました。東京中を飛び回って仕事をしていました。
今回の転職活動をスタート!まだ今の仕事が・・
現実を考えただけで、はあ~とため息。年齢の壁がまずあって、キャリアをシビアに評価されて。
それに、2月時点では責任のある仕事が残されていたので、神経が張り詰めている感じ。そういう中で、休日を転職活動にあてると、体力的にも精神的にもアップアップしていきました。
そうそう親を病院に連れて行ったりという日常生活もとうぜんあります。
それでも、転職活動を急いだ理由は、学費の問題です。家計をざっと計算してみると・・・。
すぐにではなくても、私が働かないと将来困る・・・。赤字が見えている・・・。
子供の教育費、かかります。授業料だけでなく、仕送りもあります。卒業するまでの授業料がすでに準備されていればいいのですが、あまりに高額で・・・。(その事情はこちら)
奨学金関係もそれぞれに事情があって利用できません。
- 日本学生支援機構の奨学金は、世帯年収がそれなりにあるので借りられない。
- 地方公共団体で用意している奨学金(卒業したらそこで働く契約あり)も、当初は東京で就職し修行しようと考えている息子にはまず無理。
だから、のんびり構えてはいられません。
焦燥感。そんなに焦らなくても・・・と思っても、心のコントロールができません。
仕事をしながら、転職活動をするのはツラいけど
職場を離れた時の頭の中は、「転職」「転職」「転職」。
今振り返って、全然簡単ではありませんでした。ただ、人生経験としては、とても良かった。別の目で物事をみるようになりました。
けれども、ツラい日々でした。これは、もう間違いありません。
自分の仕事が継続中で、ピークと言ってもいいくらいの忙しさ。
土日だけでなく、平日だって転職活動をしなければならないのですが、もう疲れてしまって・・・。
救いは、ネットで活動できるということ。今は新聞の求人広告なんてほとんど役にたちません。地方ならなおさらです。ここは本当に時代を感じます。
転職サイトに登録する!「リクナビNEXT」「マイナビ転職」
サイトへの登録は、絶対に必要です。私が登録したのは、
登録したサイトは、4つほどありますが、結局使ったのは、この2つ。
この2つをセットで使うのが、とても使いやすい♪求人数も安定していますし、何と言っても、転職を始めるにあたって、必要なことを教えてくれます。
現在社員として、または、スキルを持っている人は、エージェント系の会社に登録して転職活動を支援してもらうのが良いのでしょうが、そういうところは敷居が高いです。世の中の企業に気に入ってもらえるようなキャリアを持っている人でないと相手にしてもらえません。
とにかくweb履歴書と経歴書を書く!
私の場合、サイトに個人情報を登録し、web履歴書や経歴書を準備することから始めました。
これは、時間がかかります。職歴がいくつもある場合は、正確に。いつ、どこで、なにを、そしてどういうふうにしてきたか、学んだことは何か。基本中の基本です。
自分の人生の振り返りですから、簡単なものではありません。
幸いなことに、私の場合、10年ほど前に、正確な履歴書を準備する必要があり、データで持っていました。以前の仕事の内容が、そこに書かれていて、私自身が、そう言えばそうだったと思い出して新鮮でした。
もちろん、直近の仕事が一番大切です。でも、過去も大切なのだと、面接を受けて感じました。
何度か入力し直しているうちに、自分でも納得できるものになっていきました。転職を考える方は、早めにこの履歴書と経歴書の記入を始めたほうが良いと思います。サイトには、アドバイスをもらえる方法もありますし、何よりも、応募するたびに、要求に応じて書き換えをしていくので、どんどん自分で修正できていきます。
私の場合は、1カ月後くらいにやっと納得したものになっていきました。
私が失敗した・・・と思うのは、初期に応募したところはこの履歴書がまだ未完成で、今思うと、それダメでしょ、レベルのものを送ってしまったことです。恥ずかしい・・・。書類審査通らないの当たり前です。