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(2017-06-20更新)
学校の教員も経験し、今度は再度民間企業で働くことを考えている私 さら。
転職活動は、リクナビ転職とマイナビ転職への登録から始まりました。アラフィフの転職が楽なことだとは考えていません。業界を調べて、結果就職のターゲットとしたのは教育業界。有名な予備校名や塾名を冠して、いろいろな企業が活動しています。まずは業界の組織を理解するところからのスタートでした。
「リクナビNEXT」と「マイナビ転職」への登録からスタート
就職活動は、今やネットなしでは進んでいきません。特に、田舎には媒体誌がほとんどありませんから。
だからネット情報が頼りです。
となると、有名なものをまず見るのが定石。転職といって思い浮かべるのは、リクルートとマイナビです。それぞれ転職部門を持っていますので、まずは両方調べます。
「リクナビNEXT」(リクルート)
「マイナビ転職」(マイナビ)
この2つの転職サイトは、地方にも支社があり営業活動を盛んに行っているのでしょう。地方の企業の転職活動でも使えます。
「リクナビNEXT」と「マイナビ転職」サイト見やすさ、使いやすさ
何と言うか、とても似ています。構造も同じような感じです。
これって、私たち使う側から見るととても便利です。どっちに掲載されていた情報かよくわからなくなるという部分はありますが、使い勝手があまりに違いすぎるよりずっと良いです。
サイトを訪れた人が、まず何をすればいいのかすぐわかるようになっています。
まずは、両方に登録を。最低限の個人情報で登録できるはずです。
掲載企業名・数の比較。違う企業が掲載されているのに、安定した掲載企業数
掲載されている企業は違います。「マイナビ転職にしか載っていない求人83%」ってありましたから、間違いありません。掲載企業にしても、料金を払って掲載するので、そうあちこちには掲載しないでしょう。
そして、思った以上に、それぞれ掲載企業数は多い!6月19日現在の数字です。
- 8723件(リクナビNEXT)
- 7898件(マイナビ転職)
このシーズンはですから、求人数はそう多くはないはずですが、それでもこの数字!
4月に新年度が始まったばかりですからね。でも、ボーナスが出て、やめようということで求職者は増える時期です。求人数も求職者も、10月入社を目指してどんどん増えると予想されます。
そう言えば、若いときの転職時、私も10月入社でした。
条件を絞りながら会社を選ぶ。地方では選択の幅は狭いけれど・・・
とにかく、最低限の個人情報を登録したところで、どんな仕事があるのか調べていきます。条件を絞ります。
条件の絞り方1.場所
地方での仕事を選ぼうとすると、この段階で随分と対象が絞られます。つまり田舎では会社が限られていることを実感するわけです。
それなら、住む場所を変えますか?それは難しいですよね・・・。若者ならともかく、アラフィフは「ここでの生活」ということを最優先にしている人が多いと思います。では、どの条件で譲歩しますか?
異業種に挑戦する?
条件の絞り方2.業種
40代50代で違う業種への転職考えられますか?
私も考えてみて、少しだけ行動に移しました。ただし、あくまで自分が持っているスキルを他業種で役立てるというレベルでです。で、ん~~難しい・・・
他業種では難しいと結論を出した理由
- 今まで培ってきた「国語を教える」というスキルは特殊すぎて、直接は役に立たない。
- 「教育」する技術が役立つ仕事(教育研修担当)はあっても、それって募集があるもの?
- 「書く仕事(ライターとか)」はいろいろあるけど、年齢的に・・・。若者優先の気配。
- 「営業職」とか、経験ゼロのものは無理。
マイナス面ばかり思い浮かんで、プラス面が思い浮かびません。
同業種だから「わかっている」という勘違い。教育業界複雑です
他業種が難しいなら、多少なりとも経験のある方をと思いなおし、教育関連業種を調べてみました。
同業種であっても実は知らない
教育関連の業種には、予想通り、予備校や塾経営をしている企業が並んでいます。
ただし、経営がどうなっているかは、全く知りませんでした。
全国展開している「塾」は、直接経営のところ、フランチャイズのところ、と形態は様々です。
フランチャイズ式も採用しているところでは、同じ塾名だったとしても、経営が別々ということも。最初はそれを理解していなくて、本部に申し込むつもりで、フランチャイズを請け負っている会社に申し込んでみたり。混乱してしまいました。申し込みには気を付けなければなりません。これを理解するまで随分と時が流れました。
それと、経営母体は、私たちが良く知っている予備校名や塾名とは限りません。もちろん、直営もありますからそこのところがややこしい。
今回、転職活動をしてみて初めて、私の住む地方自治体の中にある民間教育機関の種類や勢力、住み分けがわかってきました。
例えば、有名予備校と提携しているのが、それぞれどことどこで、どういうやり方をしているのか。塾も、こことここは、こうつながっていて、経営母体は〇〇とか、今はかなり語れてしまいます。
同業種だからこそ、より深い理解ができるはずです。業界研究は絶対にした方が良いです。それがやがての面接につながります。
まとめ
- 「リクナビNEXT」と「マイナビ転職」への登録からスタート
- 条件を絞りながら会社を選ぶ。まずは、勤務地。そして、業種。
- 異業種に挑戦するか同業種にするか?でも、同業種だからといって、「わかっている」と思ってはいけません。ブランドを持っているところは、企業名と一致していないこともあります。同業種だから、知っているからというのは危険です。面接のときに突っ込まれても慌てないようにしっかりと研究しましょう。