
この記事は5分で読むことができます。
(2017-06-29更新)
中学生は、いずれにしても恋愛初心者。大人だったら、それまずいでしょう・・・ということも中学生だったら許されるような気がしてしまうことがあります。
でも、ちょっと待って。中学生は、「大人」なんです。登下校中の待ち伏せしてませんか?ストーカーと相手に思われているかも。知らなううちにどんどん嫌われてしまうこともあります。
中学生の時から「やってはいけないこと」の判断を身に付ける
彼、彼女ができたら、相手への思いやりの大切さをきちんと教えたいし、学んでほしいですよね。
相手が嫌がったら「なぜか」をきちんと考える人に育ってほしい。
「だって、好きだから・・・」「好き」が免罪符にはならないのが大人の世界です。
中学生だからといって許されないことがあります。自分の衝動のまま動いてしまったら、その行動は犯罪と表裏一体。無知ゆえの加害者または被害者。それが一生記録として残るのが現在の怖さです。
大人だったらまずいでしょ?
大人だったら訴えられたり、逮捕されたりしてしまうようなことを、中学生がしてしまうのは、思春期特有の衝動と社会を知らないという無知からです。
もちろん、多くの場合、犯罪という意識なんて持ち合わせていません。そんなこと誰も教えていないからです。スタートは、純粋な「好き」という感情だったり、「好奇心」だったり。小学生だったら、そんな子をかわいいと想えたりもします。でも、思春期はエスカレートすることがあるのです。
例えば・・・ストーカー行為していませんか?
ストーカーしていませんか?されていませんか?
部活で他県の生徒に付きまとわれた生徒の話
部活動の試合を見て、他の中学校の生徒のファンになる、多いです。
ただのファンなら、試合中に応援席からキャーキャー言う程度なので、かわいいものです。
でも、自宅まで探し当ててプレゼントを持ってきたら?もらった方は、ギョッとしませんか?
「そうだよね~。」っとわかってくれる人は、ストーカーにいはなりません。
プレゼントを持ってきた方は、「これをあげたら喜んでくれるかな・・・。」と自分の都合のいいように想像し、ワクワクして持ってきてくれるのですが、もらうほうの気持ちは理解していません。
「怖い・・・。」もらった瞬間は相手にそう言えないので、「ありがとう。」と条件反射的に言ってしまいます。でも、本音は「怖い・・・。」ですよ。
「純粋」な思いの中学生(仲間)を拒否できない、それを「喜んでもらえた~!」と勘違いしてしまう。厄介です。
相手が遠いところに住んでいたのに(他県の中学校の生徒です)、遠征を利用したのか、玄関前に立っていたというケースを知っています。
個人情報が知られるというのは、気味が悪いものです。
登下校の待ち伏せ、それストーカーじゃないですか?
同じ学校の生徒の場合、帰宅途中で、好きな子が通るのを待ち伏せするということは、昔からある常套手段です。そもそも気になる相手で会ったら、めでたしめでたし。実際そういうこともあります。
問題は、そうでない場合。
最初は、「あれ?今日も会う。」
そのうちに「なぜ毎日会うの?自意識過剰かなあ・・・。」
そして、「今日も?会いたくないんだけど・・・」
だんだんその道を通るのが嫌になって・・・。
「学校へ行きたくない・・・。お腹が痛くなってきた・・・」
ひどくなると学校への通学が苦痛になってきます。
こういう待ち伏せ事件、多いんですよ。事件と書きましたが、実害がある場合もあります。手をつかまれた、体を触られた、ということになるともう重症です。
最初は気のせいか、と思うのでなかなか大人に言い出せずにいるうちに相手がエスカレートしてというのは、本当によくあります。そして、本人同士の話し合いで解決することは難しいです。
同じ学校の生徒であったなら、いやだなあ、と思い出した段階で先生に相談すること。親から学校に伝えてもらっても。
勘違いかもと思ったとしても、事実確認をしてもらうことは悪いことではありません。
体を触れてきた、という実害がある場合は、本人同士が顔を合わせないよう通学路を変えるなど対策を行います。
こういうことに遠慮はいりません。保護者がどんどん介入して、子どもを守りましょう。