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疲れたー。帰宅した途端、それまでの疲れがどっと出ます。荷物が急に重くなる・・・。わかります。でも、ちょっと待って。今手に持っている荷物、どこに置きますか?無意識に、「ちょっと」置くのをやめて、決まったところに置く、それだけで、きれいな部屋は維持できます。
帰宅後の動きをシミュレーション
仕事、または夕方のお買い物から家に戻ってからの動きを書き出してみましょう。
- 郵便受けをチェック。
- 手紙を見ながら、居間に移動。
- 手紙を処理します。いらないものは即ゴミ箱へ。必要なものはA4トレーなど一時置きへ
- カバンやバッグや上着を別室へ。軽く着替え。
- 風呂掃除。
- 洗濯物をかごから洗濯機へ。
- 料理を始める。
美部屋維持条件1で書きましたので、1~3までは、できているとして。
4から後で、美部屋が崩れる気配がしますよね。さてどこでしょうか?
聞くまでもないですね。答えは、4。
カバンやバッグを適当に「その辺」に置き、上着を椅子の上に投げ出し、シャツ類も脱いだまま、ありがちですよね。一人だけでなく、これが2人3人と繰り返されると、いわゆる「足の踏み場もない」状態になります。
だから、こうしました。
一時置き場を設置
玄関に一番近い部屋に、一時置きを設置。我が家ではポールハンガーを使用しています。置いてある部屋が変形の6畳間なので、不思議な角度に見えるかもしれませんが、こういう部屋です。

TEAM7 のポールハンガー
オーストリアのTEAM7のポールハンガーを使用しています。10年以上前に購入しました。近くの家具屋さんで見て、我が家にぴったり!と思って。無垢材でオイルフィニッシュ仕上げ。
と、言っても店員さんに聞いたら、受注生産品ということ、しかも発注国は、遠いオーストリア。慌てることもないので、いつになってもいいです、と思わず注文してしまいました。手に入れたのは、半年後でした。
実物は、結構大きいし、重量もあります。しっかりとした木でがっちりと作ってあるのですが、どこもかしこも丁寧に丸くなっているので、かわいいイメージです。ふすまの高さは普通ですので、ポールは高いものだと2メートルくらいあるでしょうか。これだけあると、一番上の横棒の先端にコートを掛けたら、軽い材で作ってあったら転んでしますね。夫は、スーツのセットも掛けますが、問題なし。転びそうになったことさえありません。
もともとは子供部屋用ということで、買った気がします。
なぜ一時置き場が必要か?
クローゼットにいきなり掛ける人もいるでしょうが、やがては入れるとしても、帰宅した後すぐ入れるのは気が引けます。
すぐ片づけられない人は、意外と「きれい好き」が災いしていることが多いのです。外から帰ってきた服は、汚い。そう思うからこそ、すぐ洋服ダンスなりクローゼットにかけられないんですよね。
サザエさんちでは、波平さんやマスオさんが帰宅後、フネさんやサザエさんの手を借りて洋服ダンスに背広などを戻すシーンがありますが、あんな風にすぐ戻す習慣のある人というのは、今どのくらいいるのでしょうか?

江戸屋の洋服ブラシ
花粉が気になる人や、排気ガスが気になる人、湿気が気になる人、気になり出したら、タンスやクローゼットには入れられません。
かといって、毎回洗濯やクリーニングに出すものでもない。
だから、確実に、コート全員分とジャケットくらいは掛けられる一時置きが必要なのです。そこにブラシを置いておいて、さっとかけられると良いですね。このブラシは、日本橋江戸屋さんの洋風ブラシです。いつもはこんな風にかけておきます。
当然、ここは一時置き。一週間ごとのチェックは必要です。休日がいいでしょうね。クリーニングに出したり、最近はホームクリーニングをする人も増えていますので、自分で洗濯をします。
カバンは定位置へ。住所を決めましょう。
さて、カバン。
このポールは、カバンを掛けられるようになっていますが、大切なのは、住所です。決まったところに置くこと。それが、子供部屋かも知れない、寝室かも知れない。我が家は和室が置き場です。
バッグをどこへ置いたっけ?意外とあります。大体玄関に置きっぱなし。これは防犯上も良くありませんね。あと食卓の上に置くことも。
バッグは、無意識にいろんなところに置きます。自分だけではありません。他の人もです。だから、バッグを置くような場所というのは意外と汚れています。特にバッグの底はとても汚い。衛生上良くないでしょう。
レストランで、バッグをテーブルの上に置かないということが常識になっているのと同じです。
ところで、我が家のカバン置き場がなぜ和室か?それは、ルンバとの兼ね合いです。ルンバは段差がそれなりにある和室には入ってこれません。だから畳の上に置いても良いのですが、居間は、基本的に床の上に置くものは最低限です。。椅子や机の脚のみというのがベストです。そうすると、ルンバがせっせと動き回って、きれいに掃除をしてくれます。
残ったものは、洗濯機へ
すぐお風呂に入らない人も、ここで、軽く着替える人は多いでしょう。そこで、考えます。まだ着れるかな・・・。
夫は、柴犬との散歩の時にしか着ない服というのがあって、それは、わずかしか着ないため、毎回毎回洗濯はしません。(ウチの柴犬は、かなりじゃれてくるので、ズボンに足形がすぐ付いてしまいます。黒いズボンははっきりとわかる!)

戸隠の竹かご
この場合は、一時置きⅡへ。
長野県の戸隠へ行ったときに、買ってきたものです。竹細工で、直径45cm高さ40cm位の大きめのかごです。小さな子供がいたら、入って遊びそう・・・。
お店の工房で作っています。これは、確か横浜の中華のお店から、大釜でゆでるときに使うかごをと発注を受けて、いくつか作ってみたということでした。
手作り品なので、同じものがいつも売っているとは限らないようです。
そして、残りは洗濯機(かご)へ。