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しっかり眠れていますか?コエンザイムQ10ご存知ですか?
アラフィフになって困ったことの一つは、夜中の3時頃になると眠りが浅くなり、トイレに行きたくなることでした。ビタミンCの効果で書きましたが、そもそもは、コエンザイムQ10を飲もうと思ったのは、朝まで熟睡したい、という切実な思いからでした。
更年期障害?朝まで1回も起きずに熟睡したい!
ビタミンCは、別の意味で高価があったのですが、熟睡にはほとんど関係ありませんでした。少なくとも自覚症状としては。ですから次なるサプリメントを探したわけです。
熟睡できないという悩みはどのくらいの人にあるのでしょうか?こればかりは、自分自身がそうなってみないことには、どのくらい気が滅入るものなのかわからないと思います。
私の場合は、寝つきについては問題はありませんでした。昼間それなりに動き回っていましたし、勤務している時間だけでも12時間。多くの人と接する仕事ですし、階段を上ったり下りたりもそれなりにありましたし。
更に、通勤時間も長かった!自分で運転してドアツードアで、高速道路を使用して、片道1時間。1日2時間も運転していたことになります。今考えるとよくやっていました!1日100キロ運転するんですから、それなりに疲労します。
勤務12時間、通勤合計2時間。首都圏にいると、この通勤に片道1時間という感覚は、まあまあじゃない?という反応ですよね。でも田舎では、かなりの少数派です。99%の人に驚かれます。同時に気の毒がられます。たまたまそこに配属になってしまっただけなのですが、5年間、1日に100キロ運転する生活でした。とそんな感じで、寝つきは良かったのです。疲労困憊で眠りにおちるという感じですね。
寝つきは良くても続かない 3時間で目が覚める
そこから熟睡できるはずなのに・・・3時間後くらいからうつらうつらが始まり、結局トイレにも行きたいような気がして起き上がる。その繰り返しです。。
でも、当時の私には、朝になったら運転しなければならない、熟睡して疲れを取らなければ、眠くなってしまう。という強迫観念みたいなものがあって、それを考えるだけで憂鬱になりました。
とはいえ、これは更年期障害だという思いもありましたので、それなら治るわけはない、今の自分の体と折り合いを付けなければならない、という諦めの気持ちもありましたよ。もちろん。
でも、でもです。運転する以上、怖いですからね。少しでも良くなる方法を調べたのです。
サプリメントについて調べて選択したもの
それで、選んだのは、コエンザイムQ10。
コエンザイムQ10を飲めば、睡眠時にトイレに行く回数が減るとか、睡眠障害に良い等の効能が書かれていたわけではありません。
簡単に厚生省や国の機関が発表した文書の中にあった内容を紹介します。ちょっと難しくなりますが・・・。
●コエンザイムQ10は脂溶性のビタミン様物質であり、体内でも合成されるものであること(※体内でも合成されるので、ビタミンとは言えないらしいです)
●補酵素 (コエンザイム) としてエネルギーの産生に関わっていること。抗酸化物質であること。
●医薬品として「基礎治療施行中の軽度及び中等度のうっ血性心不全症状」の効能・効果
●1日30mgの用量で承認されていること
様々な症例で、効く事例もあったし、効かない事例もあった。世間に出回っているのはサプリメント(いわゆる健康食品)では、60㎎が多く流通していて、30㎎を超える製品が80%以上を占めている。ただ、実際は含有量があっていないものもあり、何㎎なら安全ということもわからない。でも、大きな健康被害は報告されていない。
〈参考〉
厚生労働省発表「コエンザイムQ10を含む食品の取扱いについて」
(http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/hokenkinou/dl/16.pdf)
国立栄養・健康研究所「コエンザイムQ10について」
(http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail677.html)
以上のことは事実としてあると認めているものの、信頼に足ると思われる論文などを調査してみたものの、事例が十分でなく、まだよくわからないというのが現在の結論です。
そんなわからないづくしのコエンザイムQ10を飲んだ理由
今となってはどこで目にしたのかさえ覚えていませんが、新聞での宣伝かレビューなどの書き込みか、トイレに行く回数が減った、よく眠れるようになったというコメントが少なからずあったからです。
ただの個人の意見なので、医学的根拠があって、というわけではありませんが、複数の人が事実としてそう言っているのなら飲んでみる価値はあるかな・・・と。
今愛用している「大塚製薬 ネイチャーメイド コエンザイムQ10」の説明はこうです。

Nature maid コエンザイムQ10
コエンザイムQ10は、エネルギー生産に必要な成分で、ビタミンQとも呼ばれています。通常、体内での産生、食事からの補給によって維持されていますが、40歳前後から急速に減少します。コエンザイムQ10の1日の目安量は30-60mgとされており、食品で30mg補給するためには、イワシ(中くらいの大きさ)6匹分、牛肉970gの摂取が必要です。手軽なサプリメントで上手に補給しましょう。中高年のアクティブな生活をサポートします。
ここで注目したのは、やはりエネルギー生産に必要な成分だということです。これを睡眠に当てはめると、眠れない理由の一つが「疲れすぎ」であるなら、疲労回復に役立ってくれて、深い眠りにしてくれるはず。抗酸化作用もあるので老化も遅くなる、ということになります。
というわけで、理屈はともかく、わらにもすがりたい気分なので、とにかく買って飲みました。
飲んだその日から熟睡・・・
効きました。こういうこともあるのですね。
それから半年、トイレに起きることはほとんどないです。びっくりです。ただ、これがコエンザイムQ10だけのおかげかと言ったら、同時に、ビタミンCとビタミンB2・B6も飲んでいますので、相乗効果が出ているかもしれません。
ただ、あの眠りの浅い日々は何だったのだろうと、逆に今不思議です。トイレに夜中に起きていたのは年齢のせいではなかった・・・??今は6時間熟睡して、すっきり起きることができます。