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(2017-06-25に更新)
1週間ほど前の夜、突然かかってきた電話。よくありますね。光回線の業者からの電話でした。話を聞いたら得することばかり・・・。でも、よく計算したら、我が家の場合は大損でした。
biglobe光の代理店からの電話
auひかりを契約して2年以上経過したら・・・
最初は、「auひかり」からの電話で、契約更新の話かと思って聞いてました。
ところが、この後、やっと意識しました。「biglobe光」と言っている?あれ?違うかな・・・と。
そうは言っても本当に得なら、確かにいい契約だと思って、この後の説明も聞きました。
ここからが、とにかく長いのです。ちなみに、普通は聞きません。こういうの。でも、この時は少し時間があったので、聞いてしまいました。
でも、もう一つちょっと引っかかりが・・・。
まもなく代理店から再度確認の電話があって、工事日程について話をしました。
と、まあここまでは、ちょっと話の進め方が早いのでは?という疑問程度でなんの疑問も抱かなかったのです。
それから1週間後。
契約確認書は隅から隅までみること
代理店から契約確認書、よく計算してみたら・・・大変!
代理店か契約確認書というものが送られてきました。それで、ふと何となく気になっていたことを調べてみることにしました。
気になっていたことは、料金のことです。工事費等は全額負担してくれるということで、それについての不安はなかったのですが、肝心の月額料金です。
すると、なんとびっくり。我が家の場合は全然お得じゃない!!どころか料金大幅増!!
理由は、auスマートバリュー(auひかりとauスマホの契約で受けられる)による割引とbiglobe光とauセット割の違いにあります。
現在、我が家は、いくらauひかり加入後2年経過したとはいえ、auスマートバリューによる割引が、スマホ3台分934円×3台=2802円あって、これはずっと続きます。
一方、biglobe光にした場合は、auセット割という割引になり、これは、1200円割り引かれます。スマホが3台あろうと、1契約に付き1200円の割引。
つまり、1契約に1台という契約であったなら、biglobe光にしたらお得ですが、複数台ある場合は全然お得ではないというわけです。大変!このままでは大赤字!
即、契約解消へ
すぐ代理店とbiglobe光に電話して、契約を解消しました。
理由をお話しくださいということでしたので、料金が高くなってしまうと説明したら、あっさり「そうですね。」と。「私のこの理解で正しいですよね?」との確認にも、「そうですね。」
え~!だったら、最初から教えてください。
ちなみに、クーリングオフは適用されませんが、契約確認書が届いてから8日間は、契約解消の申し出ができるそうです。国民生活センターのホームページに下の文書が掲載されています。
1)初期契約解除制度 初期契約解除制度とは、契約書面の受領日(一部例外的な場合あり)を初日とした8日が経過するまでの間は、契約先である電気通信事業者の合意なく、消費者の申し出により電気通信サービスを契約解除できる制度です。対象は、光回線サービスや主な携帯電話サービス等です。
ただし、電気通信サービスと一緒に購入した端末・サービス等の契約は対象ではないため、携帯電話等の端末費用は消費者が負担します。また、事業者は契約解除までの期間のサービス利用料・工事費・事務手数料を消費者に請求することが可能で、工事費・事務手数料については請求できる上限額が決まっています。2)確認措置 確認措置では、電波のつながり具合が不十分な場合と、事業者による説明等が不十分な場合は、消費者の申し出により、携帯電話等の端末も含めて電気通信サービスが違約金なしで契約解除できます。消費者は端末費用を負担する必要はありません。
申し出が可能な期間は最低8日で、事業者が定めます。なお、本措置の対象サービスは店舗販売および通信販売で契約した移動通信サービスで、総務大臣が認定します。また、事業者は、契約解除までの期間のサービス利用料・付随する有料オプションサービスの利用料を消費者に請求することができます。